まずはオセロのルールや基本的な用語について紹介します。
「ルールは知っているし、勝ち方が早く知りたい!」
という方はこの項目を飛ばして頂いて構いません。
オセロのルール
一言で言えば、プレイヤーは「石を黒白交互に挟むように打ってひっくり返し、最後に石が多い方が勝ち」となる。
(Wikipediaより)
まさにその通りで多くの人がルールを知っているかと思います。
念の為、ルールを知らない人に向けて一から説明しますね。
1.黒と白に分かれる
オセロは二人用ゲームです。
両プレイヤーは白と黒どちらかを選びます。
ちなみに黒が先行、白が後攻です。
2.石を配置し、ゲームスタート
図のように石を配置してゲーム開始です。
初期配置は正式には右上が黒と決まっています。
3.交互に相手の石を挟んでひっくり返す
プレイヤーは交互に打ちます。
石は両面が白と黒になっており、石を打つとき、縦・横・斜め方向に相手色の石を自色で挟み、挟まれた石を自色に返します。
相手の石を返すことができないマスに石を打つことはできません。
4.打つ場所がない時はパス
打てるマスがない場合はパスとなり、相手が続けて打つことになります。
返せる場所が一つでもある場合、パスをすることは認められません。
(たとえ唯一打てる場所が望ましくなくてもパスはできません。)
5.終局の時、石が多い方が勝ち
双方が打てなくなったら(通常は盤面がすべて埋まったら)ゲーム終了です。
その時点で石が多いプレイヤーの勝ちになります。
オセロ盤の名称など
各マスの名称
- 盤上の座標は左上を原点として、横方向を a~h, 縦方向を 1~8 で表します。
(通常アルファベットは小文字で表記するのでこのサイトでもそうします。)
例えば、右上の隅は「h1(エッチいち)」、右下のXは「g7(ジーなな)」になります。
また、図のように特別な名称のついたマスもあります。
- 隅の位置はよく「角」と呼ばれていますが正式には「隅」です。
- 端っこ(辺)は、隅から順に「C」「A」「B」と呼びます。
- 隅の斜め隣はXと呼びます。
また、A の位置に打つことを「A 打ち」と言います。
大きな分類
もう少し大きな分類もあります。
- 中央の 4×4 の16マスを「ボックス」と言います。
- その 1 つ外側を「中辺」と呼び、一番外側は「辺」と呼びます。
- また、4つの辺をその位置によってそれぞれ「上辺(じょうへん)」「下辺(かへん)」「右辺(うへん)」「左辺(さへん)」と呼びます。
ライン
直線(ライン)の名称もあります。
- 縦方向は「アルファベット」・列で表します。
例えばオレンジ色の列は「c列」ですね。
- 横方向は「数字」・行で表します。
例えば青色の行は「7行」になります。
対角線にも特別な名前があります。
- 右肩上がりの対角線(青色)をブラックラインと言い、
- 右肩下がりの対角線(オレンジ色)をホワイトラインと言います。
これは初期配置の色に、ちなんでいます。
- また、対となるCを結んだ直線をCラインと呼びます。
例えば、オレンジ色の直線を「b8-h2のCライン」と言います。
用語はおいおい覚えよう
一般には知られていないオセロ用語をたくさん紹介しました。
一度に覚えるのは難しいと思うので、たまに見返しておいおい覚えて頂ければと思います。
次回はオセロの戦略性を伝えたいと思います。