皆さんこんにちは、ラスクです。
ユーチューブのコメントで
「終盤の数え方を教えてください」
とのリクエストがあったので、紹介していきたい思います。
動画にもしてあるので、そちらも合わせてご覧ください。
動画を表示する
カウンティングとは
そもそもオセロにおいてカウンティングとはどういう行為を指すかというと、
「石の増減を原始的に数えて、どの手を打つかの判断基準にする」
というものです。
特に終盤の4マス空きぐらいで使うことが多いです。
メリット
- (正確なら)明確な判断ができる。
- 外れやすい直感の補助的な役割になる。
直感が外れることはよくあります。
カウンティングは直感でいいと感じた手順を「確信」に変えてくれます。
デメリット
- 慣れるまではケアレスミスが多発する。
- 数えるのに時間がかかる。
- そもそも数えた手順が間違っていることがある。
特に時間がかかるのがネックですね。
持ち時間が5分のオセロなどでは、デメリット部分が大きくて中々カウンティングの機会はないです。
カウンティングは、持ち時間が長い生の大会などでより力を発揮するでしょう。
カウンティングのやり方
動画の方で実践しながら分かりやすく説明したつもりなので、こっちは要点だけ書いていきます。
手順1 現時点での自分の石数を数える
まず、現局面での自分の石数を数えます。
オセロクエスト(旧リバーシ大戦)では、数えなくても表示されているので楽ですね。
例
この例では、白の石数は22石です。
手順2 石の増減を数える
頭の中で盤面を進めて、石の増減を数えていきます。
注意点としては、
- 自分の番は、打った石も含めて数える。
- 相手の番は、打った石は含めない。
ということですね。
例
ここからb1a1b2と進んだ場合を数えましょう。
+6(b1)
-1(a1)
+5(b2)
=+10
現局面から10石増えると分かりました。
手順3 現局面の石数に増減の分を足す
最後に、数えた増減を足してやります。
例
b1a2b2と進めると、
22(今の石数)
+10(石の増減分)
=32
ということで、32-32の引き分けになると分かります。
まとめ
カウンティングは特に終盤において大事な判断材料になります。
具体的なやり方
- 現時点での自分の石数を数える。
- 石の増減を数える。
- 現局面の石数に増減の分を足す。
慣れるまでは時間がかかりますが、大会に出るには必須のスキルと言えそうですね。
僕もまだまだケアレスミスが多いので、練習していきます。