皆さんこんにちは、ラスクです。
この記事では、オセロクエストの5分持ち八段プレイヤーを紹介していこうと思います。
僕もいずれこの中に入れるよう頑張ります。
最強の八段・九段達
Demigods
- 幻惑力★5
- 読みの早さ★5
5分九段を達成した唯一のプレイヤー。
また、1分では2600に到達しており、これも彼だけしか達成していない。
半神の名に相応しい実力の持ち主。
playokでも有名なプレイヤーで僕(ラスク)がオセロを勉強し始めた8年程前から一流プレイヤーとして名を馳せていた。
奇想天外な打ち回しで魅せるプレイをするため、彼の対局はいつも観戦者数が膨れ上がる。
得意なのは引っ張りオセロ。
序盤から引っ張る定石を好んで使う。
適当な序盤に見えて実は相手の打ちにくい定石や一歩間違えたら詰んでしまういわゆるハメ定石など洗練された序盤を選択している。
中盤では種消しやラインを通す手を好んで打つ。
終盤力もトップクラスで、他のトッププレイヤーに比べると石損は多いが、最終的に勝ちに持っていく。
(本人は石損より、美しさや相手を惑わすことを重視していそう)
ラインを見る能力に長けており、ライン勝負を彼に挑むとまず勝てない。
Super_Ace
- 攻める力★5
- 終盤力★5
現代オセロ最強プレイヤー。
2年ほどオセロクエストの1位はほぼ彼が守っていたが、最近はDemigods氏などに越されている。
数少ない2600到達プレイヤーの一人。
プレイスタイルは逆転オセロ。
時には(評価値で見ると)かなり不利な定石を選択する。
多彩な序盤で相手の未知展開に持ち込み、テンポの良い打ち回しで中盤を打ち進め、持ち前の終盤力で正確に仕留める。
八段全員に共通することだが終盤力が非常に高い。
柔軟な手を打ち、観戦者をあっと湧かせることも多い。
多彩な序盤と中終盤力に隠れがちだが、暗記も深く、おそらく最善進行も相当な数覚えている。
ソフト打ちに当たっても「最善で来られたら最善で付き合って、変化されたらそのまま勝ち切る」を本当にやってのけてしまう恐ろしいプレイヤー。
umigame_p
- 序盤力★5
- カウンティング力★5
数少ない2600到達プレイヤーの一人。
Super_Ace氏が台頭する前は長らく1位を守り続けていた。
特徴は研究の深い序盤。
相手の変化に対する対策量は世界一かもしれない。
では、序盤を抜ければ彼に勝てるかというとそうではない。
中盤、終盤も恐ろしく強く、滅多に大きなミスはしてくれない。
長手数を読む能力が高く、10手近い手を短時間で、しかも高い精度で読む。
手筋に関する理解も深く、中辺連結定理など独自の考えを持っている。
終盤のカウンティグの速さはトップクラス。
終盤に時間を残すプレイスタイルも相まって終盤ではほぼミスをしない。
ru2
- 安定感★5
- 読みの深さ★5
5分1分共に八段である数少ないプレイヤー。
5分では2650超えに成功している。
勝率が5分はほぼ9割、1分は8割越えと有り得ない数値を叩き出している。
安定感は八段の中でもトップクラス。
playokでも有名なプレイヤーで、よくDemigods氏と1分xotを打っていた。
プレイスタイルはオールラウンダー。
大胆な手から堅実な手まで何でも打ちこなす。
柔軟な打ち回しをするが、大きく石損することが少なくバランス感覚が抜群。
第一感の精度も高いがロジカルな長考の精度も高く、自明な盤面は高速で打つ代わりに難解な局面にはかなり時間をかけて打つ場面も見られる。
foompykatt
- 視点の広さ★5
- オセロ愛★5
屈指の1分プレイヤー。
playokでも有名でplayokの総対戦数は脅威の10万回越え。
オセロクエストの対戦数は5分約500回、1分約2万回と1分オセロをこよなく愛していることが伺える。
1分の時間の使い方が独特で難解な局面には惜しみなく時間を使う。
そのため時間切れ負けする対局も多いが、必死に逆転して時間が少ない中勝ち切るパターンも数多く見られる。
大きな石損を全くせず、有利な局面はそのまま勝ち切り、不利な局面で惑わせるのも得意である。
オセロクエスト5分では堅実な打ち回しが多いが、種消しオセロや引っ張りオセロも得意である。
長手数を読むスピードが早く、観戦しているとあの短時間でここまで読んでいたのかと驚かされる。
スポンサーリンク
pulpon
- 序盤力★5
- 中盤力★5
八段組の中では最近(2020年2月)昇段した実力者。
勝率は約7割と八段の中では低めだが、これは急成長したことと対戦数を制限していることが要因であり、最近の対局に絞れば8割を優に越えているだろう。
暗記の深さと正確な中盤が持ち味。
論理的な思考能力が高く、時間を使った際に放たれる一手の精度が高い。
八段の中では比較的中盤に時間を使うプレイスタイルで、オセロで一番難しいと言われる40手目付近の構想を立てる力が抜群。
終盤に時間がなくても正確に打てる終盤力も備えている。
2020年11月に2600を達成。
八段を達成してからほぼ負け無しで2600達成をしていて、その底力は計り知れない。
Tommy2016
- 第一感の精度★5
- 終盤力★5
安定した成績を上げている強豪。
第一感の精度は八段の中でもトップクラス。
他の八段に比べて序盤にあまり力をいれておらず、持ち前の感覚で中盤でリードを広げて安定した終盤で仕留めるプレイスタイル。
中盤を割とサクサク打つが、ほとんどミスをしない。
感覚だけで人間的に打ちにくい大胆な手を選択する能力が高い。
1分の強豪でもあり、確かな実力でいつも上位をキープしている。
cowcow14
- ミスの少なさ★5
- バランス感覚★5
この方も安定感のある強豪。
中盤と終盤のバランス感覚が絶妙。
Tommy氏と同様に序盤研究にはあまり力を入れていない模様。
どちらかと言うと受けのオセロでミスが少なくどっしりとチャンス(隙)を伺うプレイスタイル。
基本に忠実な手が多く、対局するとほぼ予想通りの手が来るのだが、なぜか差が広がって行く。
最近はあまり見かけない。
reball
- 中盤力★5
- 終盤力★5
2020年6月に八段に昇段したプレイヤー。
中盤の読みの深さと終盤力が特徴の強豪。
序盤の研究も深く、総合力とミスの少なさで見事八段昇段を果たす。
tazawa9988
- 序盤力★5
- 終盤力★5
2020年8月に八段に昇段したプレイヤー。
実は1分も八段である。
彼の特徴は綺麗なツリー状になっている広くて深い序盤。
中盤は読み少なめで感覚を大事にサクサク打ち、終盤はじっくり読んで勝ち切る逃げ切りスタイル。
1分デビューは遅めで苦手なのかと思っていたが、デビューしてすぐに八段になる。
しかもこの時の彼は5分はまだ七段だったため、「なんでやねん」とつっこんでしまった。
konekoyogurt
- 終盤力★5
- 読みの早さ★5
5分1分共に八段の最強級のネットオセロプレイヤー。
運営にソフト打ち認定されて以来打っていない。
ネットオセロの難しいところで、実際のところ彼がソフト打ちか人間かは分からない。
彼の特徴は終盤石損の少なさ。
サクサク打つのに、終盤石損は1分でも平均一桁代であったと記憶している。
5分は確か終盤石損平均5とかで、これは八段の中でも圧倒的な少なさである。
ただこれはソフト打ちの特徴そのもので、人間であってもソフト認定されるのは不思議ではない。
rusk12
- 序盤力★5
- 中盤力★5
どうも、僕です。
2021年1月に昇段。
自虐ネタでも書こうかと思ったが、多分求められてないので却下。
tazawa氏と同様、打っては覚えを繰り返し、綺麗なツリー型の序盤知識を持つ。
-2を打たれたら終局までついていく暗記マン。
序盤は暗記でついていき、中盤はミス少なめにサクサク打ち、終盤は残った時間で読み切る逃げ切りスタイル。
YouTubeやTwitterでのアウトプットもあって手筋の理解は八段の中でもまあまあ、なはず。
単独C打ちや豪快なXなどが好きで、対局で決めてはTwitterに載せてドヤっている。
fin
- 中盤力
- 柔軟性
2021年4月に八段に昇段したプレイヤー。
特徴は精度の高い読みと独自の感覚に裏付けられた柔軟な発想力。
中盤のバランス感覚に優れており、一つ間違えれば詰みかねない中盤をミスなく打ちこなす。
多種多様な定石を使い、早めに相手の暗記を外して読み勝負に持ち込むことが多い。
現代オセロでは固定観念にとらわれない変態的な打ち回しを出来ることが(特に時短では)必須になりつつあり、彼はその能力が高い。
後書き
まず、今回紹介させて頂いた八段・九段様、勝手にあれこれ書いてしまいすみません。
でも基本褒めてるだけだから大丈夫だよね(^^;)
最近はランキング上位に怪しい(ソフト打ちしている可能性が高い)プレイヤーが増えている。
ただし、彼らが実際にソフト打ちしているかどうかは分からない。
そして、さらに言うと今回の記事で紹介した八段達もソフト打ちしていないとは限らない。(していないと信じてますが。)
今回の記事では僕の独断と偏見で紹介するプレイヤーを決めた。
int1729氏や64_diver氏も八段だが、僕が彼らのことをよく知らないので名前だけ紹介させていただく。
他にもランキングから名前が消えて単純に忘れている方がいるかもしれない。