皆さん、こんにちはラスクです。
突然ですが、皆さんオセロしてますか。
僕の記事を読みに来てくれている方は、オセロバリバリ打っているかな。
気づくとオセロクエストを開いている、という重症の方もいると思います。
さて、本日の議題はオセロクエストでの対局数を絞るべきかについてです。
基本的にはオセロが強くなりたい人視点の話です。
詳述すると、生の大会、特にメジャー大会で好成績を残したい人向けの記事です。
と言ってもあくまで雑談なので、気軽な気持ちで読んで頂けると幸いです。
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この記事の経緯
先日、うみがめさんがこんなツイートをしていました。
やっぱり1年間メジャー大会がなかった影響は僕にはかなり大きくて、練習時間がかなり減ったし、相当弱くなってしまった感じがありますね。
元々実戦より勉強派だったのが、無目的に実戦ばかりするようになってしまった…— うみがめ (@umigame_p) March 5, 2021
うみがめさんにとって、メジャー大会がモチベーションを保つのに必要で、よりストイックな練習に繋がっていたようです。
また、もう一つさらっと面白いことを書いています。
「無目的」に実戦をしすぎることは(恐らく強くなる上で)マイナスな行為だとうみがめさんは認識しているようです。
いつの間にかオセクエ5分の対局数が2万局に届きそうな僕にぶっ刺さる内容ですね。
同じく対局数を絞っているプレイヤーとしては、ぷるぽんさんやスパAくんなどが浮かびます。
御三方ともオセロ以外のことで忙しいという理由もあるとは思いますが、オセロで勝つための戦略として対局を控えている側面もあるのでしょう。
なぜ対局数を絞るべきか
さて、ここからが本題です。
対局数を絞る理由ですが、皆さんおおよそ想像はついてると思います。
ズバリ、「対策されてしまうから」でしょう。
オセクエで対策され、生で打たれる
オセロクエストは対局の棋譜が残るのでプレイヤーの使用定石がバレてしまいます。
また、戦法(使用定石)の一覧と、その勝率も開示されています。
これらを参考にして、そのプレイヤーの対策が可能なんですね。
例えば、僕の場合だと、対縦取りにはローズビルを選択しているとばれて、ピンポイントで対策されてしまいます。
そして、ネットでの対局を控えているプレイヤーに知らないうちに対策されて、生の大会でドヤ顔で研究を披露されて負けかねません。
悲しきかな。
それがメジャー大会だったら一層無念ですね。
しかし、これは対策する側が卑怯というわけではありません。
むしろ、勝ちにこだわるのであれば対策するべきで、そういう意味では対局前から情報戦が始まっているのです!
※あっ、ちなみに僕の得意定石は暴走牛です。
つまり、オセロクエストで対局するというのは、相手に対策されるリスクを孕んでいるわけですね。
対局は非効率
また、対局は練習としては非効率でもあります。
対戦相手のレベルもまちまちだし、内容も様々です。
5分持ちだと1局あたり最大10分かかるので、かかる時間も侮れません。
費用対効果が少ないと言えます。
つまり
対局数を制限する理由は
- 定石情報の保護
- 対局の非効率さ
にある、と僕なりに考えてみました。
他の練習メニューの方が優れている
さて、今一度うみがめさんのツイートを見ると、「実戦より勉強派」と書いてあります。
オセクエでの対局よりも、序盤研究や棋譜並べ、終盤演習などの勉強を中心に行っていたということでしょう。
この三つの練習メニューについて見てみましょう。
序盤研究
edaxなどの解析ソフトと睨めっこして新しい定石を覚えたり、復習したりする練習です。
この練習は手っ取り早く強くなるためには非常に効率的で有力なものです。
まさに勉強という感じで、少々退屈なのがデメリットですね。
棋譜並べ
過去の棋譜を振り返る練習法です。
自分の棋譜の間違えた場所や強い人の棋譜の驚いた手などを検討してそこから学びます。
僕は自分の対局の後は必ず解析ソフトで振り返るようにしています。
最近は強い人、特にDemigodsさんの棋譜を並べて勉強もしています。
棋譜並べは実戦に近い形の練習でありながら、実戦の二つのデメリットを避けているのが特徴です。
対策されない(むしろ対策している)し、自分が注目したい部分に集中して時間を注ぐことができます。
終盤演習
終盤問題を解く練習法です。
オセロは終盤力が物を言うゲームです。
オセロ、どれが一番大事?
— ラスク (@ruskluv12) March 9, 2021
もちろん実戦でも終盤力は身につきますが、時間制限があったりで十分な練習にはなりません。
終盤演習は効率的に終盤力をつけることができます。
しかし、この練習はやや上級者向けと僕は考えています。
何故なら効果を実感するためには相当数の問題を解かなければならないからです。
ただ、問題を解けた時の達成感など、楽しい要素もあるので、継続できる人には向いている練習だと思います。
オセクエ対局のリスクがある以上、これらの練習メニューをこなす方が、なるほど確かに、理にかなっているように思います。
でも、、、
地味でつまらないよね...
うみがめさんもこれらのストイックな練習をするモチベーションが保てずに、つい楽しいオセクエ対局に流れてしまった。
そして、それを危惧するツイート。
こういう流れだったんですね。
うみがめさんも人の心を持っていたんですねぇ(失礼)。
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ぴえん
では、メジャー大会で好成績を収めようと志したらオセクエは控えるべきなのでしょうか。
だとしたら、辛い。
つらたん。
ぴえん。
マジ、卍。
でもオセクエしたいもん!
オセクエloverとしてはこのまま黙っているわけにはいきません。
だってオセクエ楽しいもん!
ということで最後に、「対策されてしまう」というデメリットを軽減するための案を二つ紹介します。
オセクエと生で別の定石を使う
ri○○rさんなどはこのタイプのようです。
オセクエの定石がむしろダミーになります。
リアルの大会がメインで、オセロクエストの成績は二の次という考えですね。
しかし、この方法はメイン定石を打つ数が少なくなってしまうのが欠点です。
振り返りで定石ツリーを強化・修正することが出来ませんし、忘れやすくもなります。
様々な定石を使う
僕は最近こちらにシフトしています。
相手の縦取りに対し、虎大量だけではなく、stephensonや馬などを使用するようにしています。
生のオセロで好成績を収めるためには様々な定石が使えることがほぼ必須であると僕は考えています。
様々な定石を使うことで、相手がピンポイントで対策できなくなります。
オセクエは様々な定石の練習場所として使い、生の大会でその成果を披露する、というイメージですね。
わーい!
ということで、オセクエで対局することが肯定されました!(本当か?)
皆さん、安心してオセロ廃人を続けてくださいね♪
今回の記事は、生の大会での成績にこだわりがない人にはあまり関係のない内容でした。
何事も楽しくやれるのが一番です。
自分にあったやり方でオセロを楽しめるといいですね。
ではでは、今回はこの辺でお開きとしましょう。
よろしければ、コメント・記事の拡散等よろしくお願いします。
では、またね。