上級問題

問題7

更新日:

問題 白番 ★★★★☆

    選択肢を出す

終局までしっかり読んでください。

答えだけでは力になりませんよ。

答えは下のほう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え: b7

>>で進めてね。

ゼブラの評価

ゼブラ16手読みの評価。(ゼブラとは

 

解説

この問題の鍵は2つのXラインです。

「Xを制すものはオセロを制す」

では、見ていきましょう。

 

候補手 g2

もう一度問題図を見てみましょう。

白g2はここでブラックライン通しをする手です。

この手に対して、

黒がb2とホワイトラインを通して対抗してきた場合は

次のようになります。

これだけを読んだ人はg2でも勝てると思ったかもしれません。

しかし、白g2の後に粘る手が黒にあるのです。

それが白に打たれる前に黒b7と打つ手です。

このように打たれた場合はどうでしょう?

ポチ
ブラックラインを通し切るためにb8でいいんじゃないの?

では、b8と打ってみましょう。

黒にb7と打たれて1手稼がれてしまったせいで、

今度は白が詰んでしまいます。

ポチ
あれま

 

そこで黒b7の後はブラックラインを通すのは諦めて

次のような進行が最善になります。

59手目の黒h1が厳しく、引き分けになります。

 

以上より、候補手g2は引き分けとなってしまいます。

次の黒b7が厳しいんですね。

 

正解手 b7

白b2では、b7を黒に先に打たれてダメでした。

「じゃあ、それよりも先にb7に手をつけてしまえばいいじゃん!」

というのが正解手になります。

これは一見黒a8と打たれて厳しいように見えますが、

そのあとの白h8が強力な手になります。

これで見事

白が35(36)-28で勝つことができました。

 

候補手 h8

候補手b2はブラックライン通しの手でしたが、

次の黒b7で手を稼がれてからのホワイトライン通しで厳しかったのでした。

 

そこで次に考えるが、

相手のホワイトライン通しをなくす為にh8と打ってしまうこと

だと思います。

しかし、これだと黒h6と潜られて足りません。

途中で書きましたが、

57手目の黒a8でブラックラインを取られてしまうのが敗因です。

正解手順とブラックラインに注目して比較してみてください。

正解手順↓

よく見ると2つの終局図の違いは

ブラックラインの5個の石の違いだけとわかるはずです。

(終局の白の石差35-30=5からも確認できます。)

正解手順は相手にブラックラインを

取らせた後に自分が取り返したのに対し、

候補手h8の手順は自分がブラックラインを

取った後に相手に取り返されてしまっています。

 

これは一つの考えとして覚えておくと役に立ちます。

「取らせた後に取る」

これを聞いただけでは何のことかわからないですが、

今の説明を理解した人なら分かりますよね。

 

まとめ

  • 相手に打たれたくないところに先に打つ
  • 取らせた後に取る

 

試合の棋譜

E6F6F5D6C5E3D3G4F3B5C6C4C3B4A5B6A6A3B3D2E2F4G5G3H4E1A7C2F1F2H3G6D1H5F7C1B1H2G1D7E7C7E8C8H7G8F8D8G7A4A2G2B7H8H6A8B8A1H1B2

僕は

リバーシ大戦5分持ち

メモ

52手目にまんまと白g2と打ってしまった。\(^o^)/

 

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