問題9 白番 ★★★★☆
勝ちは一つ。
読める人は何となくでいいので終局まで読んでみてください。
今回の記事は、3連続で問題を出題します。
(オセロクエストの自分の試合より。僕が白でした。)
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答え: c8
>>で進めてね。
ゼブラの評価
ゼブラ完全読みの評価。(ゼブラとは)
解説
候補手 b2
正解手のc8だけ解説しようかとも思いましたが、一様b2も少しだけ触れておきます。
白b2はホワイトラインを通し、上辺のウィングを狙う大胆な手です。
しかし黒h2と対応され、引き分けになります。
詳しい解説は長くなるので、気になる方は記事最後の棋譜をコピーして、各自で見てください(^^;)
正解手 c8
白c8は下辺と右辺を捨てる代わりに、偶数理論に無理やり持ち込む手です。
白c8の後は、次のように進みます。
下辺と右辺を取られてしまいました。
本当に白は勝てるのでしょうか。
さてさて、第二問です。
問題 9−2 白番 ★★★☆☆
次の一手は?
勝ちは複数ありますが、最善を目指してください。
有段者は終局まで読んでみましょう。
僕も実戦でここから終局まで読めました。
答えは下の方。
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答え: a5
ゼブラの評価
ゼブラ完全読みの評価。
解説
候補手 g2
白g2は一見偶数理論に従った好手に見えますが、ここに打つと逆転してしまいます。
>>で進めてください。
g2h1h2と進んで、黒がパスになってしまいます。
パスになると手番が逆転するので、偶数理論が反転してしまいます。
つまり、黒が手止まりを打てるようになるのです。
よって、g2は偶数理論に持ち込めず僅差で白負けになります。
正解手 a5
白a6,a7でも勝てますが、最善はa5です。
どう進んでも偶数理論に持ち込んで勝つことができます。
最善進行の一例を見てみましょう。
このように偶数理論で容易に勝つことができます。
実戦の進行を見てみましょう。
さて、ここで最終問題です。
問題 9−3 白番 ★★★☆☆
次の一手は?
これも最善を目指しましょう。
答えは下の方。
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答え: a7
ゼブラの評価
解説
候補手 a1
手拍子で隅を取るa1は悪手です。
黒がパスになって、偶数理論が反転してしまいます。
結局引き分けになります。
正解手 a7
a7は「予約」という手筋です。
予約とは、相手のパスを防ぐべく、相手が2箇所連続で打てるようにする手のことです。
次のように進みます。
相手に2箇所打てる場所を与えてパスを避けているのがわかるとおもいます。
これが予約です。
ちなみにこれを嫌って2手目黒b7なら白の3連打になります。
まとめ
- 偶数理論は最強
- 予約でパスを防ぐ
試合の棋譜
F5F6E6D6C5E3E7C7D7C6F7C4B6D8E8F8D3G8B8F3F4C3E2F2D2G5B5B3G4D1G6E1B4G3C2H6H5H4A3G7G1F1C1C8H8H7H3A5A4A2G2H1H2B1B2A7B7A1A6A8
僕は白。
オセロクエスト5分持ち
vs 1995
メモ
きっちり偶数理論に持ち込んで勝利!
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