先日行われた2018年オセロ王座戦の決勝戦の動画をオセロジャパンさんがアップロードされましたね。
動画を出す高梨九段と末國九段の対局で坂口九段と中島八段が解説してくださっているという超豪華キャストの動画となっています。
まだ見てない方は是非見てください。(上の「動画を出す」から見れます。)
解説が素晴らしい
対局ももちろん素晴らしいものでしたが、解説陣の会話も大いに参考になる内容でした。
「オセロは評価値じゃないよ」
とお二方が子ども達に仰っていたのが印象的でした。
中島八段はわかりやすい解説で有名ですが、坂口九段のフランクな語りも的を射ていてなるほどなと感じます。
今回はその坂口九段がよく仰っている言葉
「オセロはリズムが大事」
について僕なりに書いていきたいと思います。
(テキトーに書くので大した内容ではないです。)
オセロはリズムが大事
この言葉は、いつしかの解説の動画でも坂口九段が仰っていて印象に残っていました。
これは特に15分オセロで言えることだとは思いますが、5分オセロ、1分オセロでも同様に大事だと感じます。
「リズム」とは?
リズムと言っても最初はピンとこないかもしれませんね。
リズムとは一手を打つタイミング、数手の連続した手を打つ際のそれぞれの手にかける時間の間隔、などです。(言葉だと難しい)
- 集中して考え込んでもダメ
- 調子に乗って急ぎすぎてもダメ
自分のリズムを感じ取って、それに合わせて打たないとオセロは勝てません。
即打ちに即打ちはダメ
例えば、オセロクエストの5分持ちで考えましょう。
相手が即打ちをしてきたからといって、こちらも即打ちをしてしまうとリズムが崩れて不利に働きます。
即打ちした相手の手が甘い手だとしても相手は相手のリズムで即打ちをしています。
それに対して相手に合わせている自分は、自分のリズムではないわけですから当然リズムが崩れます。
この違いが後の悪手の有無につながり、勝敗を分けます。
即打ちしてくる相手(特に1700,1800代)に僕がよくとる対策は、あえて30秒放置することです。
一度スマホから視線を外してのほほーんとします。
それからもう一度対戦を始めると自分のリズムで打てます。
音楽を聴くのもいい?
音楽を聴きながらやると勝率が上がる時もあります。
これもリズムの一種なのかな。
他にも集中しているときは人それぞれに癖がありますよね。
- オセロの石をくるくるさせる
- 指を一定間隔で動かす(僕はこれ)
- 扇子を閉じたり開いたりする
これらもリズムの一種です。
あと、(見た目は悪いかもしれませんが)体をゆっくりと前後に動かすのも自分のリズムを取る行動ですね。
電車でオセロを打つとなぜ勝てない?
通勤・通学中にオセロをやって負けている方はいませんか?
人が周りにいるところや、人と会話中にオセロをやったりすると実力が全然発揮できませんよね。
それもリズムのせいです。
小川のように流れている自分のリズムは少しのノイズが入るだけで途端に乱れてしまいます。
(ストレスを抱えているときもリズムが乱れて勝てません。)
そのような場所でオセロをやるときは負けることが前提でやりましょう。
リズムを感じながら打とう!
以上、僕なりのオセロのリズム論でした。
強い人は皆、自分のリズムで打つのが上手です。
まずは自分のリズム(流れ)をうまく感じ取れるようになりましょう。
僕も自分のリズムとうまく付き合えるように精進します。
それではまたねー。