皆さんこんにちは、ラスクです。
本日は僕がオセロを始めて強くなっていく話、アメーバピグでの出来事を書いていこうと思います。
自分語りの記事になってしまうと思いますが、ご了承ください。
アメーバピグとは
自分にそっくりなアバター「ピグ」をつくり、代々木公園・渋谷・浅草などを模した広場(オープンチャットルーム)などでチャットを行うのがメインの機能。
(Wikipediaより)
(残念ながらアメーバピグは現在サービス終了しています。)
僕は中学生の頃、アメーバピグ(以後ピグ)を始めました。
初めは釣りゲームやカジノゲームで遊んでいました。
師匠との出会い
ある日、ピグでとある人(Kさん)と仲良くなります。
Kさんの特技がオセロであると聞き、僕も家族の中では強い方だったため勝負することになりました。
ピグにはしろくろ広場という部屋があり、そこでしろくろ(オセロ)が遊べました。
意気揚々と挑んだ結果、、、。
ボコボコにされました。
何回挑んでも結果は変わらず。
当時の僕は、隅が強いことぐらいしか知らないという、まあ一般的な人間でした。
オセロは運の要素が強いと思っていたため、何回やってもボコボコにされるという事実に驚きました。
負けず嫌いな僕はKさんに勝ちたい一心で数日間、Kさんと会うたびに何度も挑みました。
(師匠は初心者の僕の相手を何度もしてくれました。神か。)
結果は皆さんお察しの通りです。
一度も勝てませんでした。
オセロを本格的に始める
いよいよオセロの戦略性を認めざるを得なくなり、僕はオセロを勉強することになります。
Kさんを勝手に自分の師匠として、打倒師匠を目指してしろくろ広場で練習するようになりました。
しろくろ広場には、たくさんのテーブルが設置されており、他のアバターと対戦することが出来ます。
オセロクエストのように、レートシステムや称号もあり、やりがいがありました。
レベルはかなり低かったので始めた頃から勝率は5割ぐらいあったと思います。
ばっしぃさんのサイトで学ぶ
どういった経緯で知ったかは覚えていませんが、僕はばっしぃさんのサイト(https://bassy84.net/)でオセロを勉強するようになります。
初めてばっしぃさんのサイトの存在を知った時、オセロの深い戦略性に驚きました。
初心者が誤解しがちな認識や中割り,偶数理論などの基礎知識を学んだだけで広場でかなり勝てるようになりました。
しかし、師匠にはいまだに勝てず、僕はばっしぃさんのサイトを読んではしろくろ広場で打つ、を繰り返しました。
師匠に...
2ヶ月ぐらい経った頃だと思います。
おおよそばっしぃさんのサイトの初級者編に書いてある内容を身につけ、中級者編をチラチラ覗いていた頃です。
ついに師匠に勝てるようになりました!
師匠のピグのレートは2100ぐらいでオセロクエストの1800ぐらいの実力でした。
僕はどっぷりとオセロの魅力に惹きこまれており、師匠に勝ててもまだまだ強くなりたくてオセロを打ちまくりました。
最高ランクの覇王になる
師匠と会ってから約半年後、最高の称号である覇王(レート2500)(オセクエ2000相当)になります。
ばっしぃさんのサイトはほぼ読破していました。
もう師匠をボコボコにする側になりました。
(師匠はいつも快く対局を受けてくれました。仏か。)
ソフト解析を始める
その後も打ち続けますが、2600ぐらいで壁に当たりました。
ばっしぃさんのサイトを読んで実戦練習をするだけでだいぶ勝てるようになったのですが、どうもレート3000程の強い人たちにはなかなか勝てません。
その頃、解析ソフトのWzebra(ゼブラ)の存在を知り、使うようになりました。
今までなんとなく使っていた定石が評価値-8だったりすることも多く、序盤はだいぶ改善出来ました。
また、ゼブラと対局することも増え、ソフトと睨めっこしていました。
レート3000に!
1年ほど経った頃、ついにレート3000になりました。
ハチさんがレート3300程だったので3000はオセクエ六段格ぐらいでしょう。
ここまで来ると、レベルの低いピグではほぼ格下ばかりになり、ピグのしろくろ広場はあまりいい練習にはなりません。
遊びでピグをやることはありましたが、僕の主戦場はplayokになります。
スポンサーリンク
しろくろ広場
さて、僕の成長の過程は一度置いておきましょう。
ピグのしろくろは面白い空間でした。
せっかくなのでつらつらと特徴を書いていきたいと思います。
いくつかあるしろくろ広場の中で大抵1箇所、強い人がたくさん集まる広場があったのでそこでよく打っていました。
そこには生強豪のオセラーもたくさんいて、ジャンプさんやハチさんなどもたまに見かけました。
チャットやアクションが出来るのでコミュニケーションが取りやすいです。
打たずにずっとお喋りしているオセラーも多かったです。
対局前後にはお辞儀アクションをするのが通例でした。
初期配置が逆で首を斜めにして打つ人もいたそうだとか笑
1手あたり10秒という時間設定で、結構サクサク打つ人が多かったです。
勝利数やレートで称号が決まっており、2500からは覇王という最高の称号になります。
(最高ランクなので得意げになりますが、オセクエ四段レベルです。)
治安
治安はお世辞にもいいとは言えず、荒らし、というかなんかうるさい人たちはいました。
ソフト打ちも当然いたし、狩り行為をしている人もいました。
また、ランキングも一応あったのですが、上位は不正プレーヤーばかりで意味をなさないものでした。
アカウントをたくさん作って、自分のアカウント同士で戦わせてレートを集める方法を取る暇を持て余した人がいたのです。
どこの世界にもこういう人達はいるものですね。
独特なレートシステム
ピグのレートシステムは独特でオセクエやplayok程細かい変動をしません。
レート変動がかなり大雑把なのです。
格下を相手する場合のレート変動値は、
- レート差400以内の場合:勝つと+16,負けると-16、
- レート差400~800の場合:勝つと+3,負けると-29、
- レート差800以上の場合:勝っても+0,負けると-32
でした。
つまり効率的にレートを上げるには自分よりレートが300~400低い人とだけ対戦していれば良いことになります。
こんなヘンテコなレートシステムなので、レートはあまり参考にならない側面もありました。
以上!
本日はアメーバピグで僕がどのようにオセロの腕を磨いたのかを初めて話してみました。
もうとにかく打ちまくったことをよく覚えています。
アメーバピグ、楽しかったなぁ。
playokに
playokの方がレベルが高いからオススメであると言う話を聞き、僕の主戦場はplayokに変わります。
ピグではほぼ敵なしで天狗になっていた僕はplayokでも当然トップレベルの成績を収められるだろうと思っていました。
しかし、そこで僕は神々の戦いを見て己の無力さを知ることになるのです。
その話はまた今度にしたいと思います。
では、またね。