ラスクのつぶやき

苦手をなくすことがオセロ上達への近道

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皆さんこんにちは、ラスクです。

本日は珍しくオセロクエスト赤レートを目指すレベル帯の方に向けた内容です。

 

記事タイトルにある通り、苦手をなくしていこうね、という話です。

オセロは好手を打つより悪手を打たないことが重要なゲームです。

得意戦法を極めるよりも苦手を改善することが上達への近道になります。

 

オセクエ黄色レートの方々と打つと、本日紹介する苦手が上達の妨げになっていることが多いように感じます。

それらを認識して改善していくだけでも大幅な棋力アップに繋がるはずです。

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オセロはバランスゲーム

勝負事というのは何事もバランスが大事です。

サッカーにおける攻めと守りのバランス。

野球におけるピッチャーのストレートと変化球のバランス。

麻雀における役の強さと作り易さのバランス。

 

オセロも例外ではありません。

攻めるだけでは勝てませんし、時には変化球を扱う必要があります。

今回の記事では、「苦手=歪み」と捉えています。

偏った固定観念のようなものですね。

オセロで勝つためには、この固定観念を極力無くして、バランス感覚を養って柔軟に考える必要があります。

 

苦手の例

では、一つずつ例を紹介していきます。

これから指摘する傾向が自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

辺を取りすぎるor取らなすぎる

このバランスが偏っている人が一番多いです。

辺を取りすぎる

まず、初心者は辺を取りすぎる傾向があります。

「隅は安全」という正しい知識に加えて、「辺は安全」という誤った認識をしてしまっているのです。

これは誰もが通る道ですね。

 

この傾向が強い人は辺に着手できるようになるとすぐに辺に飛びつきます。

「壁を作る」とか、「開放度が大きい」とか、その他もろもろを無視して飛びついてしまうんですね。

おそらくこの記事を読んでいる方にここまでの初心者の方はいないと思いますが、もし自分にこの傾向があったら辺に出過ぎないように気をつけましょう。

 

辺を取らなすぎる

続いて、辺を取らなすぎる傾向がある人です。

これはオセクエレート1700ぐらいの人に多いと感じます。

特に辺でぶつかりあって互いに取るとウィングになる形。

これを取らない人が多いです。

 

辺を取らないのは2手損なので、ぶつかったらまずは取ることを検討しましょう。

辺を取りすぎるのはよくないのですが、それはぶつかる前に気をつけるべきことです。

ぶつかってしまった以上、取るのがセオリーと心得ましょう。

 

中央志向と手数志向

中央志向は内側に石を固めることを意識する打ち方。

手数志向は詰みまでの手数を意識して手数を稼ぐ打ち方。

中央志向は中割りメイン、手数志向は引っ張りメインと言えます。

これらもバランスが大事でどちらかの考えに偏っているとうまく打てません。

 

中央志向に偏る

中割りばかりを意識していたら詰んでしまった、という経験は誰しもあると思います。

中央志向に偏ると、以下の二つのデメリットがあります。

  • 自分が詰んでしまう
  • 相手を詰ますことが出来るチャンスを逃してしまう

このような傾向のある人は、まず自分と相手の「詰むまでの余裕」を把握するように心がけましょう。

自分の余裕がないときor相手の余裕がない時は、「1手稼ぐ」ことの優先順位が上がります。

 

手数志向に偏る

目先の手数に目が眩んで、辺を取りすぎたり、無理な種消し合戦を挑んだりすると結果として破綻して負けることが多いです。(特に強い人が相手だと)

僕は辺を取りすぎて手が制限されて不自由な状態になることを「太る」とか「重い」と表現しています。

 

オセロで勝つためには「太る」ことを避けるのは重要事項です。

なぜなら一度「太る」とほぼ「痩せる」ことは出来ないですし、むしろ「太り」やすくなるからです。(現実世界の話ではありませんよ?笑)

皆さんも身に覚えがあるかと思います。

上級者同士のオセロの対局は先に太った方が負けの我慢比べであると言えるでしょう。

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Xに打ちすぎる、打たなすぎる

続いて、X打ちに対するバランスです。

これは打ちすぎる人よりも、打たなすぎる人の方が多いように感じます。

 

Xに打たなすぎる

Xを制する者はオセロを制する」という格言もあるぐらいX打ちというのは奥が深いです。

X打ちにもいくつかパターンがあり、強いX、しぶしぶのX、弱いXなどケースバイケースです。

 

X打ちの謎の理解を深めるためには地道な努力が必要です。

解析の時に理解出来ないXに出会ったらそのままにせず理解するように努めたり、強い人の観戦をしてXに対する考え方を真似してみましょう。

 

そして「Xに打つか迷ったら積極的に打つ」というプレースタイルもオススメです。

囲碁や連珠でもまずは攻めることが推奨されています。

果敢に攻めて失敗を経験することで、成功する攻めと失敗する攻めの境目を把握することが出来ます。

オセロのXも同様で、積極的にX打ちをして攻めることで、有力なXとそうでないXを見極められるようになるはずです。

 

ちなみに一番もったない考え方は理解できないXを「意味不明」で片付けて自分に取り入れようとしないことです。

この考え方は以前書いた下記の記事で詳しく書いてます。

解析ソフトを使った理解の深め方

 

守破離について

さて、皆さんはいくつか当てはまりましたでしょうか。

「苦手(=偏った思考)」が見つかったらぜひ逃げずに挑戦してみてください。

 

武道などでよく使われる「守破離」ですが、オセロでも同じことが言えます。

まずは基本を守ること。

それから型を破って自分のプレースタイルを身につけましょう。

要はDemigods氏の奇想天外なプレーは基本が身についてるから出来るのだよ、ということですね。

 

以上!

本日はバランス感覚について書いてみました。

これはいつも僕が意識していることです。

調子の良し悪しもこのバランスの乱れからくることが多いように感じます。

僕の場合は調子が悪い時は辺を取りすぎる傾向がありますね。

 

皆さんも最適なバランスポジションを追求していきましょう。

以上!

またね。

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